かわいい食器を使いたい願望
食器を使えなかった事情
東京に住みたい願いを叶えてくれたのは今同居している友達。
大学を卒業してからずっと友達の家にお世話になっています。
最初は毎日が合宿みたいに楽しかったけど、他人の家族と暮らすということは、無意識に我慢していることもたくさんあって、それに気づかないで20年以上過ごしていました。
ヒーリングを学んで自分を大切にすることを知り、「怒り」など負の感情を無視しなくなってくると、それまで我慢していた気持ちとも向き合うことになりました。
ある日、自分のお気に入りを勝手に使われている形跡に気がつきました。
食器用のタオルで「え、そこ拭く?」というのも目撃しました。
それからはできるだけ自分の食器をひとつかふたつ、常に隠せるところに置いて、共通の食器は使わないで済ませるように工夫するようになりました。
「気持ち悪い」という感情は認められても、それを言う勇気はなかったのです。
洗ったら拭かないといけないけど、安全なタオルと思っていないので、キッチンペーパー1枚で拭ける程度の食器だけにしていました。
そのキッチンペーパーも「なんでタオル使わないの」と言われないかドキドキしながら。
あとは大きなマグカップをお皿の代わりにして、食べ終わったら次は乾かないまま飲み物をたっぷり入れて部屋に持っていく。
すぐ捨てられる容器の再利用やラップ、アルミホイルが大活躍でした。
食器が使えなかった頃の写真を探してみました。これでも私にとってはお刺身を食べられて豪華なんです。(お刺身の容器の蓋をお皿にする)

これは帰りが遅い日の夜ごはん。みんなが使い終わった台所には余計に行きづらくて、捨てるだけで済むものを用意していました。


かわいい食器を使うことよりも、安全に清潔に食べることだけが精一杯の時期もあったのです。
食器を置くスペースの確保から
実家に帰ったときもこの癖のままラップや買ってきたまま食べようとして、「お皿を使いなさい」と言われていました。(使える環境が急に来ても使えない)
2020年、お正月に実家に帰って同級生に会ったとき、食器を使えるようになるのが夢だとでも話したのかな。
そのあとのLINEで
「食器計画、進んでるよ。
まだ、お気に入りを見つけてないけど、食器棚に私の専用スペースが欲しいと言ったら、大量のいらないお皿とか処分してくれてスッキリしたよ」と書いていました。
私はこのことはすっかり忘れていました。
手が届くところから、少しずつ動いていたんだなと確認できました。あきらめてはいなかった。だから叶ったのかもしれません。
同級生は「よかったね!」と喜んでくれて
「目からご飯は気持ちの栄養」と書いてくれていました。
それから半年後には自分の食器を並べられるようになっていますが、まだまだ使い捨てを利用する癖は抜けていませんでした。

そういう過去があってからの、カレー皿。マグカップ。
お気に入りのカレー皿
他にたくさん使えるものはあるのにちょっと贅沢しちゃったかな~と思ったけど
母に買っちゃった~とLINEしたら
「食器もおかずの1品よ」
と教えてくれました。


いつもと同じおかずなのに友達は「わ~~」と喜んでくれるし
お皿が新しく加わったことで「こんな料理を作ってみたい」という発想も広がりました。
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